初春大歌舞伎に来たのです。
当然、予約なんかしてないもんだから、一幕見狙い。
一幕毎に売り出される当日券。
席は上の方で舞台を見下ろす形になるんだけど、なんてったって安い。
一幕1000円前後とかね。
時間が空いたりした時にぷらっと行くにはオススメ。
ちなみに本日のお目当ては
『鷺娘』
坂東玉三郎さんの舞踊です。
ビデオでは見たことあるんだけど、一度生で見たくって。
しかしまあ本日初日。
かなりの人気。
結局1時間半列んでなんとか入れました。
で、結論から申し上げまして。
すげぇ~よかった!!!
いやはや、寒い中列んだ甲斐もありました。
やっぱね、美しいモノは理屈抜きに美しい。
芸の達者な役者てのも数少ないけれど、
芸を芸術に昇華してる役者てのはもっと少ない。
芸術の定義だとか芸術であること自体の価値の有無だとか、
そんなことはこの場ではさておいて、
玉三郎さんは芸を芸術に、存在自体を芸術に昇華してる数少ない役者の一人だなぁなんて思ったりして。
寒空の中、1時間半列んで、演目自体は30分少々。
4階席だし、舞台からも遠い。
でも、んたこたぁ正直どうでもいい。
一年の初めに観た舞台がステキだった。
ただそれだけで、幸せだなぁと思うのです。
なんかいいことありそうな気がするのです。
大満足。
さあて、今日はもう一件行きたいところがあるのでこれから移動です。
そちらについてはまた後ほど♪
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