あと2週間に迫りました。
ただ今稽古中。
役と取り組み、花粉症と闘い、嗚呼、しんど(涙)
平成20年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
平成20年度大阪府芸術文化振興事業 大阪府文化振興基金
大阪市助成
大阪新劇団協議会プロデュース公演
おはようおかえり
作・馬場千恵 演出・井之上淳
平成21年の春、大阪は船場の老舗の呉服店「難波屋」に一人の女がいる。
名を、難波和子と言い、大正八年にこの地に生まれて以来九十年、難波屋とともに生きてきた。
物語は、難波屋が一番幸せだった頃、昭和十七年の春から始まる。
この難波屋には、和子(長女)・承子(次女)・充子(三女)の三人姉妹がいた。
和子は、婿養子を迎え両親と共に店を切り盛り。
承子は、どうやら小説家と恋愛中。三女の充子には、資産家の息子との縁談がもちあがっていた。
まさしく難波屋は、春まっさかり。
そんな中、和子の夫に召集令状が届いた。時代は、太平洋戦争のまっただ中だったのである。
総領娘の和子は、戦地へ向かった夫のかわりに、難波屋と生まれたばかりの息子を護っていくことを決意。
戦火が激しくなる中、次女の承子は、・・・。三女の充子は、・・・。
そこへ、昭和二十年三月十三日、深夜から未明にかけての大阪大空襲!
難波屋は、・・・!三人姉妹の両親は・・・!
そして、敗戦。
戦後復興の中、時に衝突し、時に寄り添いながらも、それぞれの道を歩む三人姉妹。
船場を舞台に、昭和から平成を生きた、浪速の三人姉妹の一大叙情詩。
【日時】
2009年3月24日(火) 18時30分
25日(水) 18時30分
26日(木) 14時/ 18時30分
27日(金) 14時
【会場】
ワッハホール
大阪市中央区難波千日前12-7
TEL06-6631-0884
【料金】
前売3,000円 /当日3,500円
学生割引2,500円
【キャスト】
河東けい 藤山喜子 神宇知薫 梅田千絵 杉江美生
西園寺章雄 和泉敬子 蟷螂襲 浜口望海
弥武敦子 白樫由紀子 平口泰司
池下雅子 浮田孝明 曽我さとみ
清原正次 岩崎徹 佐藤榮子 西尾臣示 山本惣一郎
中川富江 金子順子 川添公二 仲里玲央
稲田賢人 松田悠希
上村厚文 森畑結美子 小川悦子 一木美貴子
宇仁管真 林和子 八田麻住 牛丸裕司
阪東浩考 原田朋子 勝村愛 堀部由加里
昭和から平成までの長い物語。
人に歴史あり、家に歴史あり。
当たり前だけど、俺が生まれる前に父と母の物語があって、
その前に祖父ちゃんと祖母ちゃんの物語があって、
そのまた前に曾祖父ちゃんと曾祖母ちゃんの物語があって。
時代の中で、誰もがその時を必死で生きて、
それは小さなことかもしれないけれど、でもかけがえの無い物語で。
初めて台本を読んだ時に、そんな風に僕は感じた。
人は弱いし、間違うこともある。迷い、ぶつかることもある。
でも、だからこそ物語が生まれる。
なんだかそれがすごく愛おしく思える。
キレイごとだけじゃなくて、人を想うってそういうことなんじゃないかなと感じる。
だからね、それはとっても難しいことなんだろうけど。
長い長い物語の中で、僕の役割はそう長くはない。
これだけの人数が出てりゃ、そりゃ、ね。
でも、それ以前の物語がある。
その後もそれぞれの中に残る僕の(役の)物語がある。
そんなことを大事に、役の人生を生きたいな。
そんな風に思ってる最近。
チケットのご予約は、こちらのサイトからも受け付けております。
nozomi_79rpm@mail.goo.ne.jp までご連絡ください。
その際は、お名前、日時、枚数を明記して下さいね♪
平日ばかりだけれど、お時間ありましたらどうぞ宜しくお願いします(^-^)
※公演は二部構成の為、2時間半を超えることが予想されます。
チラシも長いけど、物語も長いのです(笑)