79r.p.m～Next～

本は買うべきだ。
貸し借りするもんじゃない。


これ、僕の信条。


…信条って、なんか大袈裟だな（笑）


「好み」くらいのもんかな。


ともあれ、貸すのはまだしも、借りるのは苦手。
図書館ですら苦手。
いや、図書館は寧ろ余計に苦手。
借りるくらいなら買いたい。
人から借りたなら貰ったくらいのつもりでいる（笑）
当然、貸すならあげたくらいの気持ちでいないとフェアじゃない。

自然、お気に入りを貸すとなると、
もはや手塩にかけた娘を嫁に出すくらいのつもりでいる。
…これまた大袈裟か。


しかし、こういうことを言うと、なかなか分かってもらえないことが多いし、
下手するととても狭量な奴に思われかねないからあまり口にしないようにしてる。


けど、この前楽屋でひょんなことからそんな話になって、
二人の先輩が同じ意見でなんだか嬉しかった。


しかし、なんで買うべきかってね、
もしその本がバシーッ！と自分にハマったとしたら、
手元に置いておきたいじゃない？
いつ何時でも手に取れるようにしておきたいじゃない？
借りたモノは返して、新たにもう一冊買うって手も無いわけじゃないんだけれど、
それだと出会ったビビビ感が薄れるのよね、なんだか。
同じ内容だったとしても、違うモノなんだよね。不思議と。


要するに、貧乏性なんだと思う。
いつ不意に現れるかわからない一期一会を逃したくないんだと思う。
その感触のまま、その熱のまま、手元に所有したいんだと思う。
確かに狭量といえば狭量なのです。
でも、直らないんだから仕方あるまい。
直す気もさほど無いんだけれど。



…ってのは、実は長い長い前置きで、ここからが本題（笑）


そんな風に手元に置いてた本を
数年ぶりに昨日から紐解いてる。
初めて読んだ時、この本は一生モノだと思った。
そのくせ読むのは数年ぶりなのだから、これまた表現が大袈裟か？と思わんでもないのだが、
事実、そう思ったのだから仕方ない。
何年かに一度、読みたい一冊なのよ。


昨日は芝居を一本観に行っただけで
それ以外は特にやることもなかったから
久しぶりにひたすら読書。


面白い。
面白くて止まらない。
さすがに一生モノ！


長編なんだけどね、一気に読んでしまいそう！


そしてね、今週はこれに連なる本を読みまくるのです。
次の役に関係する本たちなんで、それが何かはまた後日♪


…って、本題短っ！(^^;)

…いや、今日たんまり寝たせいです。


だって昨日（28日）打ち上げだったんだもん。


もちろん千秋楽の27日にも飲んだんだけど。
ていうか、26日が一番飲んだのですが。
あ、25日も飲んだし24日も初日打ち上げしたな…。


ホントによく呑む座組でした(^^;)


ここのところ薬（アレルギーのね）飲んでたからお酒は控えてたんです。
稽古中は飲み会に顔出しても烏龍茶で我慢して。
けどまあさすがに本番となるとそうもいってられず…。


毎日「芝居→飲み会→バタンキュー」の数日だったので、
さすがに今日はたっぷり休んで。


しかし、おかげで眠れん…。
眠気誘いに本でも読んでみたら、これがまた面白くて…。
参ったなぁ…(^^;)

舞台も終わり、次の出演情報です。


新番組
NHK総合「歴史秘話ヒストリア」
2009年4月8日（水）　22：00～22：43
「謙信、変身！～悩める若者、ヒーローになる～」

上杉謙信役


天地人効果ですかね。
直江兼続の主人である上杉謙信の特集です。
上杉謙信をやってきました。

生涯に渡り、何度も名前を変えた上杉謙信。
その人生を、今回の撮影で初めて知りました。




調べてみるとね、色んな逸話があって、面白い人物です。
「実は女性だった」なんて説もね・・・。



毘沙門天の化身であると自認していた上杉謙信。
そういえば、うちの祖母がよく「毘沙門さんにお参りにいってきたよ」なんて言ってたっけ。
なんだか祖母ちゃんを思い出しました（笑）



そうそう、実は、古巣、元・立身出世劇場座長の関さんも出てます。
元座長と同じ番組に出れるってのは嬉しいね。
って、直接は絡んではいないのだけれど。。。



そんなわけで、どうぞお楽しみに♪

ついでに今回の他の衣装も。
結構衣装替えがあったのよ。


三つ揃いのスーツは男の戦闘服です。
心もパリッとするね。





でも、何気に一番気に入ってたのはこちらの職人姿。
てやんでぇ。

舞台「おはようおかえり」無事終演いたしましｒた。
昨日は打ち上げして帰ってきて、バタンキューで爆睡。
改めまして、見に来てくださった皆様、ありがとうございました。



今回ね、ワタクシ、芝居中で出征いたしまして。

しかし、行軍の装備って暑いわ重いわ…。





それだけでもう戦争反対です。

なんてね(^^;)


身重の妻を残して戦地へ…。
その心、いかばかりか。
おまけに戦死しちゃうんだけどね。
それで、初日のブログのようなことを考えちゃいまして。
改めて読み返してみたら、みょーに意味深だなぁ・・・と思ってね(^^;)
 

誤解を恐れずに書くならば、
戦争は、平時よりもドラマチックな物語を生む。
僕は常々、生活にドラマは必要だと思ってるのだけど、
でもね、そんな悲しいドラマならば、無い方がよっぽどいい。





ゲートル巻きにも慣れた頃に終演です。

「おはようおかえり」折り返しです。
今回、物語の中に僕の息子が出てきて、孫が出てきて、曾孫が出てきて。

実生活では孫・曾孫どころか息子すらおりません。
なので自分のルーツを想うことはあっても
自分が誰かのルーツの中の一人となることに妙な新鮮さを覚える。
曾孫なんて言われたって…ねぇ？(^^;)

でもね、そうやって人は連綿と続いてきたんだろうね。
歴史ってのは、教科書に載ってることだけなんかじゃなくて、
それぞれにルーツがあって、それぞれがルーツになってってことの繰り返しなんだろうね。

てなわけで、そんな息子、孫、曾孫を紹介。

まずは息子。
松田悠希くん。




ホントね、可愛い。
マッチ棒みたいな手足が俺のDNAだなぁと思ったりして（笑）



そんな息子が大人になったら阪東くん。



今回、すげーお世話になってる。
同じ事務所の仲間。



孫。
仲里くん。



実はS☆Jの『RONIN-GUY』で舞台監督をやってもらったのが出会い。
役者として共演できるのが嬉しくて。



で、曾孫。
稲田賢人くん。



明るくて物おじしないところが良いなぁ。
「いぶき」って名前がよく似合う。

そんな男四代。



女の一代記の中でしっかり生き継いでいきたい。
彼らが生きる為にも、まずは初代がちゃんと生きてバトンを渡さんとね。
あと2ステ、曾祖父ちゃん、頑張るよ(^O^)

例えば。


今、僕が、あなたが、いきなり死んだとして。


最愛の人は僕（あなた）のことを想いながら残りの人生を生きて。
自分の幸福すらも顧みず、僕（あなた）を想い続けたとして。

死後の世界があるかなんて分かりゃしないけど、
もしその姿をずっと死んだ僕（あなた）は、
ただ見つめるしか方法が無かったとして。

僕（あなた）は何を想うか。
数十年の後、彼女（彼）の最期の時、
たった一言だけ、言葉をかけられるとしたら何か。


ありがとう、か。
愛してる、か。
ごめんね、か。


選ぶ言葉はどれであれ、根っこの気持ちは一緒かもしれない。
それでも、ただ一言選ぶとしたら。。。


あなたならどんな言葉を選びますか？
僕ならどんな言葉を選ぶだろうか？


そんなことを考える本番前。

近日、大好きな人の役をやらせて頂けることになった。



キターッ！！！



俄然、テンションはうなぎ登り。
憧れであり、理想である男。
男が惚れる男。
 いつかはS☆Jでこの男の物語がやりたいと、実は内心思ってる。
メンバーにも話したことは無いけれど。

そんなわけで、今からワクワクです(^O^)


詳細は、後日追って！！



・・・と、その前に。

今日から「おはようおかえり」の本番。
ここのところずっと、僕の役である難波克己という人と向かい合ってきた。
一人の男として、置かれた状況は違えども、沢山共感出来る部分がある。
幸せ、切なさ、不安、喜び、苦しみ…。
ひとつひとつをちゃんと感じて、舞台に立ちたい。


何度も書いたかもしれないが、
本当にステキな物語だと思う。
いい所も悪い所も併せて、人は力強いしステキだと感じられる。
ただただ、後は物語の力を信じて、
今日からの4日間精一杯生きるのみなのです。


さ、劇場へ向かうぞo(^-^)o







そんな今朝の一曲。

名曲だよ。うん。



まだお席は多少ありそうです。
お時間がありましたら是非どうぞ。

==おまけ。==