本は買うべきだ。
貸し借りするもんじゃない。
これ、僕の信条。
…信条って、なんか大袈裟だな(笑)
「好み」くらいのもんかな。
ともあれ、貸すのはまだしも、借りるのは苦手。
図書館ですら苦手。
いや、図書館は寧ろ余計に苦手。
借りるくらいなら買いたい。
人から借りたなら貰ったくらいのつもりでいる(笑)
当然、貸すならあげたくらいの気持ちでいないとフェアじゃない。
自然、お気に入りを貸すとなると、
もはや手塩にかけた娘を嫁に出すくらいのつもりでいる。
…これまた大袈裟か。
しかし、こういうことを言うと、なかなか分かってもらえないことが多いし、
下手するととても狭量な奴に思われかねないからあまり口にしないようにしてる。
けど、この前楽屋でひょんなことからそんな話になって、
二人の先輩が同じ意見でなんだか嬉しかった。
しかし、なんで買うべきかってね、
もしその本がバシーッ!と自分にハマったとしたら、
手元に置いておきたいじゃない?
いつ何時でも手に取れるようにしておきたいじゃない?
借りたモノは返して、新たにもう一冊買うって手も無いわけじゃないんだけれど、
それだと出会ったビビビ感が薄れるのよね、なんだか。
同じ内容だったとしても、違うモノなんだよね。不思議と。
要するに、貧乏性なんだと思う。
いつ不意に現れるかわからない一期一会を逃したくないんだと思う。
その感触のまま、その熱のまま、手元に所有したいんだと思う。
確かに狭量といえば狭量なのです。
でも、直らないんだから仕方あるまい。
直す気もさほど無いんだけれど。
…ってのは、実は長い長い前置きで、ここからが本題(笑)
そんな風に手元に置いてた本を
数年ぶりに昨日から紐解いてる。
初めて読んだ時、この本は一生モノだと思った。
そのくせ読むのは数年ぶりなのだから、これまた表現が大袈裟か?と思わんでもないのだが、
事実、そう思ったのだから仕方ない。
何年かに一度、読みたい一冊なのよ。
昨日は芝居を一本観に行っただけで
それ以外は特にやることもなかったから
久しぶりにひたすら読書。
面白い。
面白くて止まらない。
さすがに一生モノ!
長編なんだけどね、一気に読んでしまいそう!
そしてね、今週はこれに連なる本を読みまくるのです。
次の役に関係する本たちなんで、それが何かはまた後日♪
…って、本題短っ!(^^;)
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