宝塚の花火大会に行ったのです。
2007年初花火。
さすが歌劇の町・宝塚。
花火の最中も音楽が鳴りっぱなし。
というか、音楽に合わせて花火を打ち上げる、ショーのような演出。
舞台のように各シーンに分けられていて、
シーンごとにテーマや起承転結があるような感じ。
ちなみに、ナレーションまで入る。
でもね、正直、そんなの要りません。
過剰な演出は単なる野暮。
逆に興を削がれるといいますか。
確かに、連続で畳み掛けるように打ち上がる花火は壮観だけど、
それも一度か二度あれば十分なわけで。
むしろ、一発打ち上がった後の余韻を楽しみたいのです。
最近は何かにつけて過剰な演出が目立つ。
それは花火に限らず。
いいんだよ、そんなものは。
だって、花火という素材自体がキレイなんだから。
それを味わう間をさりげなく作る方が、
よっぽど小意気な演出だと思うのです。
ま、花火自体はキレイだったし、楽しんだんだけどね。



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