被災地でもないのに買い占めが起こったり。
誰々が何千万寄付したっちゃ、寄付してない人が叩かれたり。
どさくさに紛れて犯罪が多発したり。
義援金を騙った詐欺が横行したり。
こういう時こそ、個人個人の心が、人間性が問われる。
地震から一週間。
改めて、犠牲になられた方々のご冥福を祈ろう。
今なお戦ってる皆さん、がんばって!
そして、被災してない俺たちは、落ち着いて。
かく言う俺も、この一週間、事あるごとに、
これは正しいのか正しくないのか、
俺は今なんでこんなことをしてるのだろう、
これは無駄なことなんじゃないだろうか。。。
なんて葛藤している毎日。
当事者としての実感・ピリピリとした街の空気は、地震の震度と同じように、
被災地から同心円状に薄まってゆく。
大阪駅のホームに降り立った時の、心なしかゆったりとした空気に、
当然のこととは分かりつつもちょっと違和感を覚えたり、反面、少しほっとしたり。
次から次へともたらされる情報に翻弄され、
心ばかり焦れど、いつものようにやってくる日常。
どうしたらいいのかわからないままに疲弊してしまう。
落ち着こう。
しっかりと地に足つけよう。
そうは思っているものの。。。
昨日、久しぶりにジムに行って汗を流してきた。
ただ無心に身体を動かし、汗をかく。
この一週間のうちに、心の底にたまってきていたゴロゴロとした瘧のようなものが、
ほんの少し、楽になったような気がする。
心と身体は、密接に繋がっている。
落ち着こう。
当事者じゃないことが罪なのではない。
日常を生きることが罪なんじゃない。
日々のことのせいにして目を逸らすことが罪なんだ。
楽しいことが罪なんじゃない。
嬉しいことが罪なんじゃない。
楽しいこと・嬉しいことに感謝出来ないことが罪なんだ。
自分自身のことを考えることが罪なんじゃない。
他人のことを思いやれないことが罪なんだ。
是か非か。
こんな時だからこそ、こんな時だけじゃなく、ちゃんと自分の心で見極めよう。
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