今さらではあるが、今日北朝鮮の「ミサイル」が飛んだそうだ。
昨日、散々っぱら気にしてTVをつけっ放しにしていたのだが、
肝心の今日の発射のニュースを僕は見てない。
昼過ぎまで寝てたんだもん。
午後にネットでそれを知ったというわけです、はい(-.-;)
で。
まあ被害も無く、ドンパチ起こることも無さそうなので、まず何よりと思うのだけど、
一連のミサイル報道を見ていて色々と考えて(妄想して?)しまいました。
まず。
本当に「ミサイル」だったのか?
北朝鮮はあくまで「ロケット」を主張してたよね。
結局、「ミサイル」と「ロケット」の違いって、
先端に何を積むか、程度の違いなのだそうで。
ちょうど先日、そんなことを話題にした小説を読んだところだったので、
個人的には妙にタイムリーで。
北朝鮮は「衛星を軌道に乗せた」って主張してるけれど、
米軍は「軌道には何も乗らなかった」と発表してる。
てことは、「ミサイル」だったのか「ロケット」だったのかの答えは
もはや太平洋の底に沈んでしまっていまいち実際のところはわからないよね。。。
ただ、それまでは「ミサイル」と報道されてたけれど、
いつの間にやら「飛翔体」にすり替わっていて。
「ミサイル」が危険行為と見なされていたのが、
「飛翔体」を飛ばしたこと自体が「国際社会への挑発行為」って表明されて。
・・・実は本当にロケットだったんでねーの??
開き直ってないかい??
でも、答えは海の底。
となると、何より考えてしまうのが。
この実験で一番得をする人は誰なのか?
例えばの話。
ミサイル防衛線を日米が張りたいと思っていたとしたら?
各地に配置された迎撃システムを実験したいとしたら?
何も起こってない状況ではそれを進めにくいよね。
よく、「アメリカは内政に困ったら外に敵を探す」なんて言うけれど、
それはもしかしたら日本でも同じかもしれなくて。
まあさすがに戦争を起こすなんてことまでは目論んではいないだろうけれど、
こういった危機にどう対応するかによっては、
内閣の支持率も上がったりするんじゃなかろうかと。
支持率低迷、解散総選挙なんて話も出てただけに、
世論への反映もあるのではなかろうかと勘繰ってしまったり。
それにね、政治献金の話なんかもあったけれど、
「ミサイル」問題で週末は一気に鳴りを潜めたよね。
都合の悪い話題には違うニュースをぶつけて有耶無耶に消す・・・
そんなイレイサーがいる・・・
ってのは後藤ひろひとさんの脚本の「天才脚本家」って芝居だけど(G2プロデュース)、
あれはめちゃくちゃ面白い芝居でした。
元立身出世劇場座長・関さんが主演でね、カッコ良かったのよ。(→参考)
え?あの芝居2001年なの??
もう8年も前かぁ・・・早いなぁ・・・。
って、まあこれは余談なんだけれど、これも無い話ではないよなぁと思ったり。
で、そもそも。
ミサイル発射の、北朝鮮の意図は?
これまたわからないのよね。
本当にロケットなんだったらちゃんとそれを証明すればいいだろうし、
逆にミサイルを使っての脅し外交なんだったら、ロケットだなんて言わなくていいのに。。。
時にね、北朝鮮はキチガイ国家みたいに言われるけれど、
僕はどうも違うんじゃないかなぁと思ったりするんです。
確かに、体制は独裁国家でかなり偏ってるけれど、
外交に関してはかなり上手というか、狡猾というか。
まあその手法はゴリ押しだったり脅迫だったり、
暴力団的な対外交渉術なんだろうけれど、
無計画で思いつきだけで事を起こしているわけでは無いんじゃなかろうかと思うのです。
ただ、そのロジックが他国にはわからないから不気味に思えるんじゃなかろうかと思うのです。
で、前の疑問とも絡んでくるのだけれど、
「発射」することによって北朝鮮は何かメリットがあるのだろうか?
なんて思ってしまったりするわけです。
北朝鮮と日米がグルだった・・・なんてのはさすがに無いかもしれないけれど、
前述のミサイル防衛線を張りたいという意図があったとしたら、
今回の「発射」を利用しない手は無いよね。
もしそれが「ロケット」だったとしても。
その為に北朝鮮を「担いだ」なんてこともあったり?
巧みに「発射」に向かうように仕向けるとかね。
いや、さっきは「さすがに無いかも」って書いたけれど、
狡猾な北朝鮮にも何らかの意図があったとすると、
ギブ&テイクで何らかの取引があったとしてもおかしくないのでは?
・・・ん~こりゃ勘ぐりすぎかな??
でもほら、早速こんなきな臭い話題も。。。(→参考)
それからついでに。
Em-Net(エムネット)誤報の話。
誤報の原因は明らかにされているけれど(→参考)、
例えば、これもより実際を想定した訓練だったとしたら?
「誤報」を流すことで、一般市民の反応をリサーチしてたとしたら?
「ミサイルが飛ぶ」って危機にどんなパニックが起こるのか、
実際に飛んでからリサーチしたんじゃ対応できないだろうし。。。
などなど。
あくまでもこれは僕の妄想なんだけれどね(^^;)
でもね、高校の時の歴史の先生が言ってました。
戦争は宗教や人種の違いのみでは起こりません。
そこに利害が絡むから起るんです。
ってね。
この発言を聞いた時、「ああ、なるほど」って強く思ったのを覚えてる。
その日の授業のことは他には何も覚えてないけれど(笑)
それ以来、この事件で一番得するのは誰か?ってことを思う癖がついた。
専門知識があるわけでもないから、
結局、実話系週刊誌程度の眉唾モノの妄想に終わってしまうんだけれど、
報道とは違うストーリーが見えてきたり。
そんな中で点と点が繋がって線になったりすると、
これはもしや!?って勝手に興奮してしまったりね(^^;)
なんてことを書いてたら、公安にマークされたりするんじゃなかろうか?
なんて想像してみたりもして。
あ、これもちょっと前に公安警察のことを書いたエッセイを読んだからなんだけれど。
影響されやすいんだな、結局(笑)
でもね、そんな風に多面的に見てみることで、
ドラマが生まれるんじゃないかなと自己弁護してみたり。
そんな妄想が次々膨らむ、ミサイルが飛んだ日。
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