何事も、長くやってると基本中の基本が見えなくなる時がある。
煮詰まれば煮詰まるほど、最初のキモチを忘れてしまう時もある。
でも、ふとした瞬間にそれを思い出したりするんだよね。
楽しむこと。
それが、きほんのき。
今日ね、一回り以上も下の子たちが舞台でキラキラしてるのを観てね、
オジサン、ちょっとウルッときたよ。
勿論、テクニカル的には「あーした方がいいのに」とか「こーした方が面白いな」とか思ったりもするんだけれど、
そんなん置いといて、楽しそうにやってる姿が素敵に思えた。
「楽しむ」と「楽する」とは同じ漢字だけれど、全然違うことだと思う。
「楽しむ」為には、その何倍もの「闘う」時間が必要なんだ。
「楽しむ」のは、意外と面倒なことなんだよ。
でも、ちゃんと闘った人にだけ、「楽しむ」時間はやってくる。
それを知ると、闘った長い時間も愛おしく思えたりする。
楽しむことが何より大事。
楽しくやってさえいれば、ヘタクソでも構わないんだ。
…とは言わない。
これは違う。断じて違う。
プロならば余計にね。
単なる逃げ口上です。
でも、楽しむというきほんのきを忘れない。
その為に闘う。
それは絶対に忘れちゃならない。
そんな活力をもらった一日。
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