最近ワタクシ、香水をつけております。
どうも、浜口‘オシャレさん’望海です。
いやいや、そうじゃなくて。
実はこれ、苦肉の策なんです。
元々ニオイには敏感なタチでして。
幼少の頃から猫やら犬やらと兄弟のように育ってますからね、
その辺ワイルド系っていうかなんていうか。
もうね、ある意味ニオイで物事を判断するくらいです。
街中でいいニオイの人がいたら振り返ります。
指を差し出されたらとりあえず嗅ぎます。
電信柱を嗅がずにはいられません。
といっても、花粉症やら鼻炎やらで、年間の1/3ほど鼻は全く使いモノにならないのですが(苦笑)
まあその分、シーズンオフは人一倍敏感なわけです。
さてさて話は戻りまして、香水。
敏感なだけに、普段は全くといっていいほどつけることはありません。
自分で嗅ぐ限り、カバーしなけりゃならないほどに体臭もなさそうだしね。
そんな僕が香水をつける…これにはのっぴきならない理由がありまして。
夏だから?
まあ確かに汗はかくけどさ。
恋しちゃった?
残念ながら…。
加齢臭?
んなわけない。
まだまだYOUNG MANです。
実はね、最近、バイトでやってるデスクワークのお隣りさんが臭いんです。
隣が臭いのに僕が香水…ナンノコッチャ!?という感じですが、話はここから。
隣の何が臭いってね、
口!!
そう、口臭!!!
饐えたようなと申しましょうか、
歯槽膿漏と虫歯のダブルパンチみたいなとでも言いましょうか、
むしろ、内臓系の病気!?と勘ぐってしまいそうな…と言いますか。
何をその程度のことで…とか、
神経質だなぁなどと言われそうではありますが、
隣に座ってるだけで滅入るようなニオイですよ!?
ホントにね、並じゃあないんです、これが。
もはや公害、いや、むしろ「口害」です。
まさに「口は災いのもと」。
いやいや、上手いこと言って喜んでる場合じゃございません。
なんとかしなければ!
しかしながら、ニオイって、なかなかにナイーヴな話題。
仲の良い相手ならまだしも、そうでもない相手となると…。
「臭い」と言う為に、仲良くなるのも本末転倒甚だしいわけで。
というか、その間親しく嗅ぎ続けるのはもっと苦痛です。
嗚呼、「臭い」と言える日本人になりたい…。
はてさて、どうしたもんかと迷っておりました。
口だけで呼吸する呼吸法を身につけようとしてみたり、
何気なく歯ブラシやブレスケアでも差し入れしようかと考えたり。(←どうやっても全然何気なくない、笑)
いやいや、結構本気で。
ここまで来るとね、もう仕事どころじゃありません。
キレるか諦めるか、
食うか食われるか、
殺るか殺られるか、
まさしくDEAD OR ALIVE。
毎日がデスマッチ。
様々な逡巡を経て、我慢の限界点に到達したまさにその時…気づいちゃったんです。
あ、僕がいいニオイになっちゃえばいいんだ!
コペルニクス的転回。
相手をどうこうするより自分が変わってしまえば、手間も労力も大したことございません。
まるで悟りを開いた武道家のような境地です。
柔よく剛を制すじゃ!
方法は簡単。
①手首に香水をシュッとひとふり。
②事にGO!
③隣から悪臭襲来!?
④急いで自分の手首を嗅ぐ!
⑤わぁ~いいニオイ♪
となるわけです。
これに気づいた時ね、我ながら天才かと思いました。
入浴中なら裸で街中に駆け出していたことでしょう。ユリーカ!
…マジで。
それくらい切羽詰まってました。
早速香水を買いに走ったことは言うまでもありません。
夏だしね、ちょっと爽やかめな香りに決定。
それ以来、香水が手放せません。
あくまでも自衛の為なんだけど。
今年の夏は、浜口‘薫り立つ男’望海で参ります。
でも、気をつけなきゃね。
逆に僕が香水臭くなったんじゃ洒落にもなりません。
あくまでも自衛ですから…。
PR
http://79rpm.blog.shinobi.jp/Entry/93/ Perfume~コペルニクス的転回~