昨日・今日と天神祭です。
日本三大祭のひとつです。
今年はSTAR☆JACKS act#001『桜舞う夜、君想ふ』で着た七五郎の浴衣で!
…と思ってたんだけどね。
つい忘れて予約入れちゃったんです。
七月大歌舞伎@松竹座。
いや、先日
「今日しかないっ!」
とタイミングを見計らって劇場まで行ったんですが、
甘かった、当日券でも入れると思ってた僕の考えが甘かった。
で、他で見れる日は…と探ってみたら、昨日しかなかったわけで。
仕方ないよね、見たかったんだもの。
何かと話題のイロオトコ、十一代目・市川海老蔵さんは怪我で降板したものの、興行自体はすごい人気。
江戸歌舞伎の総本山、成田家の芸が見れないのは残念ではあります。
が、今回のお目当ては、実は十五代目・片岡仁左衛門さんと六代目・片岡愛之助さん。
上方歌舞伎を代表する立役の仁左衛門さんは前々から見たかったし、
愛之助さんは先日見て、その表現力に圧倒されて。
演目にも大いにそそられる。(←夜の部)
未見の『鳥辺山心中』
正直、苦い想いがまだ残る『身替座禅』
堤真一さん、樋口可南子さん主演の映画でシビレた『女殺油地獄』(←つくづくスゴいタイトル、笑)
いやぁ~面白かった!
押して行った甲斐ありです。
『身替座禅』で山蔭右京をやり、
『女殺油地獄』では急遽海老蔵さんの代役で河内屋与兵衛をやった仁左衛門さんのカッコよさにも惚れ惚れですが、
僕的には愛之助さんの『鳥辺山心中』に一番シビレました。
ま、話は要約すれば、
酔った席の行き違いで絡んで喧嘩して、相手を殺めてちゃって、ニッチモサッチモいかなくなって心中!!
ってだけなんだけど(^^;)
しかし、パンッと立った姿の愛之助さんがカッコいいこと!
『身替座禅』では仁左衛門さんの相手役、太郎冠者をやったのだけど、
コミカルな愛らしさとカッコよさが不思議と同居した佇い。
「松嶋屋!!」
と大向こうの声でも掛けられれば粋ではありますが、
残念ながらワタクシ、そこまで通じゃあございません。
ただただ拍手を贈るのみでしたが、
すっかりファンになりました。
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http://79rpm.blog.shinobi.jp/Entry/95/ 粋で鯔背な艶姿~世間は天神祭です~