ポカポカ陽気だった週末。
皆さまいかがお過ごしでしたか?
暖かいのはいいんだけどさ、
それに比例して花粉もたっぷり飛散しやがって、
悲惨極まりない目・鼻・肌…(涙)
さて。
土日、僕はとあるワークショップに参加してきました。
久しぶりのワークショップ。
というか、今までワークショップに参加したのなんて劇団に入る前くらいで、
実質初めてに近いんじゃないかしらん。
今回のワークショップ、講師は鴻上尚史さん。
そう、第三舞台の作家・演出家です。
80年代小劇場演劇を代表する一人と言っても過言じゃないでしょう。
こりゃ参加しない手は無いわけで。
一も二も無く参加を決めました。
基礎的な発声のメカニズムや身体について、
そして鴻上さんが10年前にイギリスに演劇留学して学んで来られた
スタニスラフスキー・システムやラバン・システムなど、
2日間と、少なすぎる時間の中で、かなり駆け足ではあるけれど
役者の仕事の色んなことを確認、再発見させてもらって。
いやしかし、2日間じゃ正直物足りない…もっと稽古したかった!
でね、正月に今回の話をもらって、ほぼ即答で参加を決めたのだけど、
その後、ふと気づきました。
僕が芝居に出会ったキッカケって、鴻上さんだった!
そういやそうだった。忘れてたけど(^^;)
高三の春、新入生が入ってきて、各クラブはその勧誘にそれぞれイベントをやって。
演劇部はその一環で学内公演を打つわけで。
でね、演目は前年にやったことのある作品になったそうなのだけど、
主役の一人(同級生)がいきなり長期でインド一人旅なんかに行っちまいやがって。(休みじゃないのに、笑)
で、知り合いの演劇部の後輩にいきなり「出て下さい」と頼まれて、
いいよ~と安請け合いしたのが僕の初演劇。
当時、芝居なんか見たこともなく、別に興味があったわけでもなく、
ただ単に暇だったからという軽はずみな理由で。
で、やってみたら、意外と面白いじゃん!と興味を持つようになって。
その時の作品が鴻上さんの作品でした。
そうそう、そうだった。
当時は将来役者になってるだなんて思いもせず、
ましてやご本人に会うことになるだなんて思いもしなかったわけですが。
稽古後に一緒に飲みに行ったりもしたのだけど、
なんとも気恥ずかしいやらおこがましいやらでこのことは伝えられず(^^;)
またいつか、ご一緒できる日が来たらその時に話そう。
もちろん、その時は役者として仕事で会えるようにしないとね。うん。
出会った頃よりずっと芝居が面白くなってきている。
もっともっと役者として大きくなりたい。
そのためにも、もう一度足元を見つめ直そうと思った週末なのでした。
http://79rpm.blog.shinobi.jp/Entry/493/ すべてはこの人から始まったんだ、そういえば。