79r.p.m～Next～

舞台「おはようおかえり」無事終演いたしましｒた。
昨日は打ち上げして帰ってきて、バタンキューで爆睡。
改めまして、見に来てくださった皆様、ありがとうございました。



今回ね、ワタクシ、芝居中で出征いたしまして。

しかし、行軍の装備って暑いわ重いわ…。





それだけでもう戦争反対です。

なんてね(^^;)


身重の妻を残して戦地へ…。
その心、いかばかりか。
おまけに戦死しちゃうんだけどね。
それで、初日のブログのようなことを考えちゃいまして。
改めて読み返してみたら、みょーに意味深だなぁ・・・と思ってね(^^;)
 

誤解を恐れずに書くならば、
戦争は、平時よりもドラマチックな物語を生む。
僕は常々、生活にドラマは必要だと思ってるのだけど、
でもね、そんな悲しいドラマならば、無い方がよっぽどいい。





ゲートル巻きにも慣れた頃に終演です。

「おはようおかえり」折り返しです。
今回、物語の中に僕の息子が出てきて、孫が出てきて、曾孫が出てきて。

実生活では孫・曾孫どころか息子すらおりません。
なので自分のルーツを想うことはあっても
自分が誰かのルーツの中の一人となることに妙な新鮮さを覚える。
曾孫なんて言われたって…ねぇ？(^^;)

でもね、そうやって人は連綿と続いてきたんだろうね。
歴史ってのは、教科書に載ってることだけなんかじゃなくて、
それぞれにルーツがあって、それぞれがルーツになってってことの繰り返しなんだろうね。

てなわけで、そんな息子、孫、曾孫を紹介。

まずは息子。
松田悠希くん。




ホントね、可愛い。
マッチ棒みたいな手足が俺のDNAだなぁと思ったりして（笑）



そんな息子が大人になったら阪東くん。



今回、すげーお世話になってる。
同じ事務所の仲間。



孫。
仲里くん。



実はS☆Jの『RONIN-GUY』で舞台監督をやってもらったのが出会い。
役者として共演できるのが嬉しくて。



で、曾孫。
稲田賢人くん。



明るくて物おじしないところが良いなぁ。
「いぶき」って名前がよく似合う。

そんな男四代。



女の一代記の中でしっかり生き継いでいきたい。
彼らが生きる為にも、まずは初代がちゃんと生きてバトンを渡さんとね。
あと2ステ、曾祖父ちゃん、頑張るよ(^O^)

近日、大好きな人の役をやらせて頂けることになった。



キターッ！！！



俄然、テンションはうなぎ登り。
憧れであり、理想である男。
男が惚れる男。
 いつかはS☆Jでこの男の物語がやりたいと、実は内心思ってる。
メンバーにも話したことは無いけれど。

そんなわけで、今からワクワクです(^O^)


詳細は、後日追って！！



・・・と、その前に。

今日から「おはようおかえり」の本番。
ここのところずっと、僕の役である難波克己という人と向かい合ってきた。
一人の男として、置かれた状況は違えども、沢山共感出来る部分がある。
幸せ、切なさ、不安、喜び、苦しみ…。
ひとつひとつをちゃんと感じて、舞台に立ちたい。


何度も書いたかもしれないが、
本当にステキな物語だと思う。
いい所も悪い所も併せて、人は力強いしステキだと感じられる。
ただただ、後は物語の力を信じて、
今日からの4日間精一杯生きるのみなのです。


さ、劇場へ向かうぞo(^-^)o







そんな今朝の一曲。

名曲だよ。うん。



まだお席は多少ありそうです。
お時間がありましたら是非どうぞ。

==おまけ。==

稽古場の近所のカレー屋でモーニング兼ランチ兼ディナー。
すごくいい匂いで、前を通る度に気になってたんよね～。






て、お金はどうしたんだって？？



稽古場で、同じ事務所の阪東くんが貸してくれました。





わ～い、持つべきモノは友人です(^O^)










…ホンマに（笑）

今日から広い稽古場に移っての稽古。
ここのところ、通し稽古を重ねて、流れが馴染んできた感じ。





しかしね、 何といっても出演者の多い舞台。
今までは抜き稽古（シーンごとに「抜いて」稽古することね）が多くて
出演者が一堂に会することもなかなか無かったのだけれど、
最近は通し稽古も始まりまして、今までなかなか会えなかった他のシーンの出演者とも顔を合わせるように。
も～出番を待つ場所を確保することすら大変。





稽古は極力前から見たいんです、僕。
だってさ、本番中はどうしても前から見れないわけで。（←当たり前か、笑）
なので、自分の出てないシーンは極力前で陣取ります。
これ、昔っからのクセかも。

しかし、こうも人数が多いとね・・・。
というわけで、前の端っこの方になんとかスペースを見つけて。
舞台上手側が最近の僕の定位置。


さてさて、そうこう言ってるうちに本番一週間前。
もっともっとブラッシュアップして、深めるところは深めて、
ステキな物語をお届けできればいいなと思うんです。うん。

あと２週間に迫りました。
ただ今稽古中。
役と取り組み、花粉症と闘い、嗚呼、しんど（涙）



平成20年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
平成20年度大阪府芸術文化振興事業　大阪府文化振興基金
大阪市助成

大阪新劇団協議会プロデュース公演

おはようおかえり



作・馬場千恵　　演出・井之上淳

平成２１年の春、大阪は船場の老舗の呉服店「難波屋」に一人の女がいる。
名を、難波和子と言い、大正八年にこの地に生まれて以来九十年、難波屋とともに生きてきた。
物語は、難波屋が一番幸せだった頃、昭和十七年の春から始まる。
この難波屋には、和子（長女）・承子（次女）・充子（三女）の三人姉妹がいた。
和子は、婿養子を迎え両親と共に店を切り盛り。
承子は、どうやら小説家と恋愛中。三女の充子には、資産家の息子との縁談がもちあがっていた。
まさしく難波屋は、春まっさかり。
そんな中、和子の夫に召集令状が届いた。時代は、太平洋戦争のまっただ中だったのである。
総領娘の和子は、戦地へ向かった夫のかわりに、難波屋と生まれたばかりの息子を護っていくことを決意。
戦火が激しくなる中、次女の承子は、・・・。三女の充子は、・・・。
そこへ、昭和二十年三月十三日、深夜から未明にかけての大阪大空襲！
難波屋は、・・・！三人姉妹の両親は・・・！
そして、敗戦。
戦後復興の中、時に衝突し、時に寄り添いながらも、それぞれの道を歩む三人姉妹。

船場を舞台に、昭和から平成を生きた、浪速の三人姉妹の一大叙情詩。

【日時】
2009年3月24日(火) 18時30分
　　　　　　　25日(水) 18時30分
　　　　　　　26日(木) 14時／ 18時30分
　　　　　　　27日(金) 14時

【会場】
ワッハホール　　　
大阪市中央区難波千日前12-7
TEL06-6631-0884

【料金】
前売3,000円 ／当日3,500円
学生割引2,500円

【キャスト】
河東けい　藤山喜子　神宇知薫　梅田千絵　杉江美生
西園寺章雄　和泉敬子　蟷螂襲　浜口望海
弥武敦子　白樫由紀子　平口泰司
池下雅子　浮田孝明　曽我さとみ
清原正次　岩崎徹　佐藤榮子　西尾臣示　山本惣一郎
中川富江　金子順子　川添公二　仲里玲央
稲田賢人　松田悠希
上村厚文　森畑結美子　小川悦子　一木美貴子
宇仁管真　林和子　八田麻住　牛丸裕司
阪東浩考　原田朋子　勝村愛　堀部由加里　


昭和から平成までの長い物語。
人に歴史あり、家に歴史あり。

当たり前だけど、俺が生まれる前に父と母の物語があって、
その前に祖父ちゃんと祖母ちゃんの物語があって、
そのまた前に曾祖父ちゃんと曾祖母ちゃんの物語があって。
時代の中で、誰もがその時を必死で生きて、
それは小さなことかもしれないけれど、でもかけがえの無い物語で。
初めて台本を読んだ時に、そんな風に僕は感じた。

人は弱いし、間違うこともある。迷い、ぶつかることもある。
でも、だからこそ物語が生まれる。
なんだかそれがすごく愛おしく思える。
キレイごとだけじゃなくて、人を想うってそういうことなんじゃないかなと感じる。
だからね、それはとっても難しいことなんだろうけど。

長い長い物語の中で、僕の役割はそう長くはない。
これだけの人数が出てりゃ、そりゃ、ね。
でも、それ以前の物語がある。
その後もそれぞれの中に残る僕の（役の）物語がある。
そんなことを大事に、役の人生を生きたいな。

そんな風に思ってる最近。



チケットのご予約は、こちらのサイトからも受け付けております。
nozomi_79rpm@mail.goo.ne.jp　までご連絡ください。
その際は、お名前、日時、枚数を明記して下さいね♪


平日ばかりだけれど、お時間ありましたらどうぞ宜しくお願いします(^-^)



※公演は二部構成の為、２時間半を超えることが予想されます。
チラシも長いけど、物語も長いのです（笑）
 

土曜時代劇の予告が出ておりました。
YouTubeじゃないのでこちらに貼ることはできないけれど…。
リンク張っておきますので、どうぞ→http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/naniwa/html_naniwa_story.html　
僕が出てるシーンもあるんですが、残念ながら僕は映ってませんでした(^^;)
OAは今週末。どうぞお楽しみに♪



さて。
昨日(今朝？)は結局朝５時ジャストまで撮影。
帰宅したら７時半でした。
さすがに眠かった・・・。

３度目のクランクアップ。
ひとつの作品で３度もクランクアップを迎えるなんて
なかなかできない経験です(^^;)

こちらの公開は夏くらいとのこと。
また詳細情報がわかりましたらupいたしますo(^^)o

撮影です。
昨年撮った映画の撮り直しがあるそうで。
入り時間、朝の7時半。
撮影終了予定時刻は5時。
…明日の朝の。


ひえぇぇぇ～。


おまけに暖かかった昨日までと打って変わって、今日はめちゃめちゃ寒い！


冷えぇぇぇ～。


明るくなる前に家を出て、現場にたどり着きました。
眠いのと、花粉の薬のせいでアタマは多少ぼんやり。
シャキッとしないとね。
どこぞの大臣みたいに怒られちまう（お酒は飲んでません、笑）
とにかく、無事撮り終えて帰れるよう祈るのみです。





写真は久しぶりにお会いしたお父さん役の門田さんと。